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東京・歌舞伎町のマージャン店経営者ら2人を殺害したなどとして強盗殺人罪などに問われ、裁判員裁判で2例目の死刑を求刑された住所不定、無職の池田容之被告(32)の判決で横浜地裁は16日、死刑を言い渡した。裁判員制度が始まってから1年6ヶ月、全国で初めての死刑判決。
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裁判員らは3日にわたる評議で、動機や犯行態様などを検討。判決は、面識のない2人を殺害したと認定した。量刑では、殺害方法が残忍で、遺族が極刑を求めていることなども考慮した。
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判決によると、池田被告は昨年6月、マージャン店の経営を巡って2人とトラブルになっていた近藤剛郎容疑者の指示で、2人を千葉県内のホテルに監禁。1人から現金約1,340万円を奪った後、2人を殺害し遺体を横浜市金沢区の海や山梨県鳴沢村の富士山麓に捨てた。
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