和歌山、三重、奈良、大阪南部でチェーンストアを展開しているスーパー「オークワ」(本部・和歌山市)は、11月から毎月1日を「万引き防止強化の日」に設定し、各店舗における従業員の防犯意識向上と店内巡回強化など万引き防止対策の持続的取り組みを開始することを決めた。
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これまでは和歌山県警が策定した万引き防止ガイドラインに準拠した対策を各店舗にて実施してきたが、万引きの未然防止と従業員の防犯意識をさらに高めることを目的に、和歌山県警が毎月1日と設定した「万引き防止強化の日」を全148店舗(10月25日現在)においても同様に設定し、万引き防止の取り組みを行うというもの。
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従業員の売場巡回ならびにお客への声掛けの実施や私服保安担当者の巡回強化、制服警察官の店舗立ち寄り強化や所轄警察署との情報交換を行う。従業員が「万引き防止運動中」と記載の腕章を着装し、万引き防止のため注意喚起の店内放送の実施する。「万引きをしない、させない、見逃さない」地域社会の実現を目的に「安全で安心な和歌山」の実現に寄与するという。
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オークワは、昭和34年、和歌山県新宮市に県下初のスーパーマーケットを開店し、現在1府6県に大型ショッピングセンターをはじめスーパーマーケット、ディスカウントストアなど147店舗を展開するリージョナルチェーンの有力企業に成長している。昨年2月27日に創立50周年を迎えた。
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