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沖縄県の尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件で、石垣海上保安部が公務執行妨害容疑で逮捕した中国人船長（41）について那覇地検は25日午前1時30分頃、国民への影響や日中関係などを考慮したうえで29日の拘置期限を前に処分保留のまま釈放した。船長は中国側チャーター機で同2時10分頃、石垣空港を発った。
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今回の異常ともいえる措置について自民党など野党だけでなく、与党の民主党や、連立を組む国民新党も批判しており、国会が再開されたとき、この問題で菅政権は政権維持に苦慮するかも知れない。
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