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8月1日から中古書籍販売最大手のブックオフコーポレーションは、古本の買い取りの際、すべての売り手に身分証明書の提示を求めて本人確認を行う。これは一般書店側から「万引きされた新刊本が古本チェーンで大量に換金されている」との懸念が強く出ていたため。
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ブックオフはこれまでも、古物営業法に従って査定額1万円以上やゲームなどの買い取りに身分証明書の提示を求めていた。8月1日以降は未成年者についても厳格化し、18歳未満や高校生には保護者の同意書と電話確認、本人確認書類を求めるほか、小学生からの買い取りには保護者の同伴を求める。
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ブックオフは昨年5月、丸善や講談社などから出資を受けるなど一般書店との関係強化を図っている。他の古本チェーンでも買い取り制度の改善が広がりそうである。
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