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服の下も透視する「ボディースキャナー」を成田空港で実験開始

成田空港で5日、衣類の下を透視して金属探知機に反応しない不審物を発見する「ボディースキャナー」の実証実験が始まった。昨年12月の米国機爆破テロ未遂事件で容疑者が金属探知機で検知できない爆薬を下着の中に隠していたため、国土交通省が実験の実施を決めていた。
実験では第1ターミナル保安検査場に米国製の装置を設置し、ボックス形の装置内に立ち止まった乗客に電磁波の中で健康への影響がないとされる「ミリ波」を照射して衣服内に隠した不審物を画面に映し出す仕組み。対象は、実験に同意した乗客に限られる。
実験は9月10日までで、5種類の装置で行う。装置によっては体の線を鮮明に映し出してプライバシー侵害の指摘もあるため、画像を加工して表示するタイプも用意した。画像分析に乗客と同性の担当者をあてたり、画像を保存せず破棄したりするなどの対策をとる。
初日の5日は午前9時の実験開始から午前10時30分までに50人が協力した。


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