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米国で万引き発生率が減少―NRSS調べ

米国のナショナル・リテール・セキュリティー・サーベイ(National RetailSecurity Survey=NRSS)が28日発表した商品ロスに関する調査報告によると、小売業売上高と比較したシュリンケージ(犯罪や事故による損失)の比率は08年が1.51%だったのに対し、009年は1.44%に減少した。
シュリンケージが小売業者に与えた損失は、08年の365億ドルから335億ドルに減少した。背景には、好転し始めた米国の経済状況があるとみられている。
全米小売業協会(NRF)の担当者は「万引き、従業員による荷抜きといった犯罪行為によって、小売業者は毎年巨額の損失を被っているので、今回の調査結果はいくばくかの勇気を与えるものだ」としている。
09年のシュリンケージの内訳は、従業員による窃盗が144億ドルで全体の43%を占めた。次いで万引きが117億ドル(35%)、店舗管理上のエラーが49億ドル(14.5%)ベンダーによる詐欺が13億ドル(3.8%)だった。


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