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日本初の金星探査機「あかつき」など大小6基を搭載したH2Aロケット17号機が21日午前6時58分、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられた。早稲田大と創価大、鹿児島大の小型衛星3基が地球周回軌道に投入された後、宇宙航空研究開発機構のあかつきと宇宙ヨット実証機「イカロス」、大学・高専連合の「UNITEC(ユニテック)―1」が金星へ向かう。
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あかつきは12月に金星周回軌道に到着する予定。5種類のカメラで高速回転する分厚い大気を2年間観測する。約46億年前の太陽系誕生時には地球と双子のように似ていたはずの金星が、なぜ二酸化炭素による温暖化で灼熱の星になったのか、謎の解明が期待される。
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