凸版印刷(本社:東京都千代田区)は、今年の「国民読書年」に連動した取り組みとして、「読書の楽しさ」、「書店の面白さ」を伝えるプロジェクト「本屋の歩き方」を発足し、読者と書店との情報接点としてWEBサイト「本屋の歩き方」を4月1日よりスタートさせる。
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本プロジェクトでは、各業界団体をはじめ、書店、出版社、新聞社、など出版業界の関係各社に幅広く協力を呼びかけ、具体的な施策として、WEBサイト「本屋の歩き方」により、読者に対して「本屋をエンジョイするよろこび」を伝えることをキーコンセプトに、書店での本との出会いをプロデュースするとともに、読者と書店との情報接点の拡大を全面的にサポートする。
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同社では、約360社20,000店舗が参加する国内最大級の電子ちらしサイト「Shufoo!(シュフ―)」や地図情報検索サイト「マピオン」といった有力なインターネット事業に携わっているが、今回、これらの関連するサービスとWEBサイト「本屋の歩き方」を連携させ、利用者を「本屋の歩き方」へ誘導するとともに、培ったITと店頭活性化のノウハウを活かし、WEBとリアルを連動させた新しい情報発信を行う。 今後、「本屋の歩き方」プロジェクトでは、協力の輪を出版業界に関わるより多く の方々にも広げるとともに、WEBサイト「本屋の歩き方」を核として、さまざまな新 しい取組みを試みていきます。
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サイトの目玉となる「本屋ナビ」は、書店の特徴や、例えば「料理」「鉄道」など欲しい本のキーワードを入力すると、そうした本に強い書店一覧にヒット。そこからユーザーが興味の沸く書店名をクリックすると、書式を統一した各店舗ページに飛び、住所や地図、電話番号、店舗写真などの基本情報に加え、条件検索に連動した店舗の特徴や、近々のイベント情報などが見られる仕組み。
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さらに地図情報サイト「マピオン」と連動した地図検索や、「駐車場あり」「文具あり」などのサービス検索、住所や駅名、店舗名での検索も可能。携帯電話での同サイト運営も始める方針。
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サイトは3月1日にプレオープンし、4月から「本屋ナビ」のほか、個性的な書店を紹介する「発見!あなたの街の○○な本屋」や、読者や書店員などが人生におけるベスト本を紹介する「1,000人に聞いたオススメ本」、本にまつわるユーザー参加型ツイッター「ほんじょびったー」などが順次、開設予定。「本屋の歩き方」は(http://hon-aru.jp)。
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