新古書店ブックオフやスポーツ用品、衣類などのリユース(再利用)商品の店舗を全国展開するブックオフコーポレーション(本部・神奈川県相模原市)は、3月から約1年かけて店長150人を含む200人の正社員を採用する。現在の社員数の2割強の人数で職歴は不問。「不況で就職難の時代だからこそ、有能な人材を見つけられるのではないか」と同社は期待している。
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現在の社員数は956人。直営店は新古書店ブックオフが301店、スポーツ用品の「B・SPORTS」が29店、レディース用品の「B・STYLE」が28店、子ども用品の「B・KIDS」が20店、腕時計や貴金属の「B・Select」が14店などとなっている。
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昨年11月にこれら各種店舗を1ヶ所に集めた大型店「スーパーバザー」を名古屋市内で開店した。1ヶ月の売上げ目標は8,000万円だったが1月は9,500万円と好調だった。リユース市場での足場を固めるため新古書以外の販売にも力を入れる同社は、今後も同様の大型店を全国に約100店つくる予定で、そこで大量採用が必要になった。
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店長に求められるのは熱意で、店長以外に募集する社員像はそれぞれのジャンルの商品知識を持った人という。いずれも面接だけの選考で、「マニアとかオタクの人も大歓迎」としている。
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