警察庁は13日、タクシー業界団体や国土交通省、事件が多発している上位5都府県の警察本部の担当者を集め対策会議を開く。 |
これは都市部でタクシー強盗事件が急増し、発生件数は今年1~9月までに158件とすでに昨年1年間の168件に迫っていることからで、警察庁は「年末を控え発生が増えたり、凶悪な強盗殺人に発展する心配もある」としている。 |
警察庁によると、昨年1年間のタクシー強盗は168件で検挙率は47.6%。今年は9月までに、前年同期と比べ46件多い158件に達しているが、検挙率は34.8%と落ちている。 |
発生状況をみると、東京が60件(前年同期比25件増)と最も多く、大阪23件、福岡13件、埼玉11件、千葉10件、神奈川9件、愛知6件の順で、都市部で多発している。 |