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昨年1年間でコンビニ強盗は増加、殺人事件は戦後最少-警察庁

昨年1年間に全国の警察が認知した刑法犯は前年比11万4,801件(6.3%)減の170万3,222件となり、7年連続で減少したことが14日、警察庁のまとめで分かった。殺人事件(未遂含む)が戦後最少になるなど、ほとんどの罪種は減少した。しかし、コンビニ強盗は大幅に増えた。都道府県別でも山形、山梨、愛知、三重を除く43都道府県で減っており、同庁は「警察だけでなく政府全体が犯罪抑止に取り組み、防犯ボランティアも活発になった効果が出た」とみている。
昨年1年間に認知したコンビニ強盗は896件(前年比46.6%増)で、統計を取り始めた04年以降最多となった。強盗全体でも4,514件(同5.5%増)で、治安の目安とされる重要犯罪・重要窃盗犯の10罪種中、大きく増えたのは強盗だけだった。殺人は1,097件(同15.4%減)。
コンビニ強盗の都道府県別の認知件数は、最多が愛知で112件、次いで大阪106件、東京93件だった。最少は鳥取のゼロだった。「お金がなかった」などの動機が目立ち、景気悪化が影響しているとみられる。
重要犯罪・重要窃盗犯でみると、強盗以外で増えたのは156件を記録した略取誘拐・人身売買(同0.6%増)だけだった。詐欺や横領などの知能犯は2万222件減の5万3,030件(同27.6%減)だった


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