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米機爆破テロ未遂男拘束、アル・カーイダ関係か

オランダのアムステルダムから米ミシガン州デトロイトに向かっていたノースウエスト航空エアバス330型機内で25日正午前(日本時間26日未明)、乗客のナイジェリア出身の男(23)が爆発物を爆発させようとしたとしてデトロイト空港に着陸後、拘束された。米政府当局者は同機爆破を狙ったテロ未遂とみており、連邦捜査局(FBI)が捜査を開始した。
AP通信などが伝えたところによると、着陸20分ほど前に男の座席近辺で花火のような音が鳴り、煙が発生し炎が上がった。近くの乗客が男に飛びかかり取り押さえた。男は宗教行事参加を理由に、ナイジェリアからアムステルダム経由で米国に向かい、帰りの航空券を持っていなかった。国際テロ組織アル・カーイダから指示を受けて爆破を試みたと話している。
男は粉状の爆発物を足にテープで巻き付けて機内に持ち込み、注射器のようなものに入れた液体と混ぜ合わせて爆発させようとしたという。その際、男は火傷を負った。男がイエメンで爆発物を入手し、点火のタイミングの指示も受けていたと報じた。
旅客機には乗客278人が搭乗。コックピットの火災警報が点灯、機長が消防車の手配を求めたという。男はやけどの治療を受けているといい、乗客2人が負傷したとの情報もある。ハワイで休暇中のオバマ大統領は事件を受け25日、航空機の安全強化の徹底を指示した。


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