|
|
今年1~11月に全国で認知された強盗事件は昨年同期比311件(8.0%)増の4,186件で、このうちコンビニ強盗が284件(52.2%)増の828件だったことが17日、警察庁のまとめでわかった。刑法犯全体が大幅に減る中で増加が目立っている。統計を取り始めた04年以降、最も多い。
|
コンビニ強盗の都道府県別では、大阪が最も多い101件で32件増加。これに愛知97件、東京88件、埼玉78件と続き、都市部が目立った。
|
刑法犯全体の認知件数は約10万件減の157万4,971件。殺人(未遂含む)は174件減の1,024件で、過去最少のペースとなっている。振り込め詐欺が大幅に減った影響で、詐欺も1万8,666件減の4万1,685件だった。
|
しかし、ひったくりは235件増の1万7,650件で、02年以来7年ぶりに増加に転じた。容疑者が生活苦を動機に挙げるケースも多く、同庁は「景気悪化が一因」とみている。検挙率は32.3%で、0.3ポイント上がった。ひったくりは東京が2,120件で362件増。神奈川が2,301件で500件増、埼玉が1,712件で160件増だった。
|
|
|
|
|