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警視庁は7日、不況で失職した非正規労働者らを警備員として雇用し、防犯活動に従事してもらう「街頭犯罪防止パトロール隊」の出発式を綾瀬署で開いた。三田豪士生活安全総務課長は「制服姿で街を歩くことで市民の体感治安向上に努めてほしい」と訓示した。
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これは東京都の緊急雇用対策事業の一環で、警視庁が街頭パトロールを民間委託するのは初めて。主に夜間、ひったくり防止のパトロールをしたり、金融機関のＡＴＭ利用者らに振り込め詐欺防止を呼び掛けたりする。
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委託先の警備会社が今月1日付で20～60代の失業者ら約30人を採用し、逮捕・護身術などの研修もした。綾瀬や竹の塚、葛西、板橋、高島平など、ひったくりなどが目立つ9署で活動する。
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