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総務省が27日朝発表した10月の完全失業率(季節調整値)は5.1％で、前月を0.2ポイント下回った。改善は3ヶ月連続。完全失業者数(同)が前月に比べて16万人減少したことを反映した。
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しかし、前年同月比でみた完全失業者数(原数値)は89万人の増加だった。このうち倒産や人員整理などの「勤め先都合」は55万人増で、前月(51万人増)より増加幅が拡大した。
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就業者数は6,271万人で、前年同月比117万人の減少だった。うち製造業は88万人減の1,050万人で、2ヶ月ぶりに減少幅が拡大した。
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総務省は「生産は持ち直しているものの水準が低く、本格的な雇用拡大には至っていない」と指摘し、雇用情勢を「厳しい状況が続いている」とみている
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