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9月の失業率5.3%、求人倍率0.43倍 改善も水準悪く

総務省が30日発表した9月の完全失業率(季節調整値)は5.3%と、前月比で0.2ポイント改善した。また、厚生労働省が同日発表した9月の有効求人倍率(同)も前月比0.01ポイント高い0.43倍に上昇した。
失業率の改善は2ヶ月連続で、生産の持ち直しで製造業就業者数の減少幅が8ヶ月ぶりに縮小したことが影響した。ただ水準自体は依然悪く、年末に向けて厳しい雇用情勢が続くとの見方が引き続き優勢である。
完全失業率は15歳以上の働く意欲がある人のうち、職に就いていない人の割合を示すもので、失業率が2ヶ月連続で改善したのは08年10月以来。男女別にみると、男性が5.6%、女性は4.9%だった。
9月の就業者数は前年同月比で98万人減の6,295万人。一方、完全失業者数は92万人増の363万人と11ヶ月連続で増えた。業種別では、製造業が81万人減り、減少幅が3ヶ月ぶりに100万人を割った。自動車などの一部業種で生産が持ち直していることを反映した。政府が雇用創出を期待する医療・介護も37万人増え、5ヶ月連続でプラスを維持した。


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