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万引き防止の学校教材作成へ-警視庁と都

警視庁と東京都は27日午前、東京で少年による万引きが急増していることから万引きの事例などを元に、こどもの規範意識を高めるための学校教材を作ることになり、ワーキングチームを立ち上げて初会合を開いた。
27日、警視庁で開かれた会合には、ワーキングチームのメンバーとなる東京都教育庁や警視庁の担当者13人が出席し、はじめに警視庁の山下史雄生活安全部長が、「万引きは、将来の治安にとって大きな問題。何があっても万引きに手を染めないよう、子どもたちの規範意識の核となる教材を作り、学校現場で活用して頂きたい」と挨拶した。
東京では今年になって万引きが急増し、先月までに検挙や補導された少年は3,284人と昨年より41%増え、中でも中学生は去年より62%増えるなど対策が課題となっている。
ワーキングチームは、小学校向けについてはイラストを中心に、中学校と高校向けには、実際の万引きの事例などを盛り込んだ教材の案をそれぞれ作ったうえで、いったん学校現場に配布し、意見を聞いた上で完成させる方針だという。
そして、来年4月から道徳や倫理の授業で活用してもらうことで子どもの規範意識を高め、万引きの撲滅を目指したいという。


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