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増える偽札、主にパソコン・プリンターで偽造

最近、カラーコピーなどを用いて作ったと思われる偽札が全国で見つかっている。東京都港区役所が国民健康保険料として21日に徴収した現金の中に偽5千円札1枚が混ざっていた。同区役所は警視庁愛宕署に届け出た。また、11~12日に開かれた「みなと区民まつり」のバザー出店者からも偽5千円札1枚を使われたと届け出があったという。同署は偽造通貨行使などの疑いで、使用者の特定を急いでいる。調べでは、同2枚ともすかしがないという。
警察庁が10月15日現在集計による今年8月末までに警察に届出などによって押収し警察庁に報告のあった偽造通貨の発見枚数は、1万円券が6,815枚、5千円券が754枚、2千円券が5枚、1千円券が12,637枚で、偽造銀行券合計は20,211枚だった。このほか500円貨幣は2,092枚だった。
警察庁によると、平成11年以降の偽造1万円券及び偽造5千円券の増加は、主にパソコン・プリンターなどにより偽造されたものの増加によるもので、平成13年以降の偽造1千円券の増加は、主に両替機、飲料水の自動販売機などを対象に行使された特異な事件の発生によるものだという。
平成10年~今年8月末の偽造通貨の発見枚数は次のとおり。

  平成10年 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年
1万円券 751 2,346 2,394 3,207 6,815
5千円券 8 1,051 1,671 1,274 754
2千円券 - - 2 4 5
1千円券 47 25 190 3,128 12,637
偽造銀行券合計 807 3,422 4,257 7,613 20,211
500円貨幣 358 7,336 4,747 3,232 2,092


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