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非正社員の失職が20万人超す見込み、厚労省調査

厚生労働省は1日、昨年10月から今年6月までに失職する非正社員が20万7,381人にのぼる見込みだと発表した。正社員についても、30人以上が失職すると3月中に届け出があった事業所の集計だけで2万1,732人となっている。国が休業手当を助成する「雇用調整助成金」の申請数も急増している。
非正社員の失職者数は全国の労働局やハローワークを通じて4月17日現在での集計。3月時点での集計よりも1万5,320人増えて初めて20万人を超えた。雇用形態別では派遣が13万2,458人と最も多く、期間従業員などの契約社員4万4,250人、請負1万6,189人と続いた。
月ごとに見ると、年度末の3月に失職した人は4万4,786人で、昨年12月の4万8,545人に次いで多い。ただ、それ以降は4月が8,234人、5、6月はそれぞれ1千人台と減少傾向で大量失職のピークはいったん越えたとみられるという。
一方、総務省は1日、3月の完全失業率(季節調整値)を前月比0.4ポイント上回った4.8%と発表した。雇用情勢が急激に悪化している。失業者数は前年より67万人増え、増加幅としては過去最高に並ぶ高水準となった。


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