|
|
北朝鮮が「人工衛星」名目で発射準備を進めている弾道ミサイルに備えるために移動していた航空自衛隊の地上配備型パトリオット・ミサイル3(PAC3)の発射機を搭載していた車両3台のうち、1台を搭載した車両が秋田県立野球場「こまちスタジアム」(秋田市新屋町)に迷い込んで照明灯のコンクリート製土台に接触、約3時間にわたって立ち往生した。
|
PAC3を搭載した車両3台は、空自浜松基地(静岡県浜松市)を29日に出発。30日に仙台港(仙台市)に上陸後、警察車両に先導され、陸上自衛隊岩手山演習場(岩手県滝沢村)と同新屋演習場(秋田市)に移動していた。このうち1台が30日午後10時20分頃、「こまちスタジアム」に迷い込んだ。
|
車両が戻ろうとして車体の右後方を接触させたもので、発射機本体に影響はないという。この車両は、信号で停止した際に隊列からはぐれてしまったらしい。
|
|