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「第4回ホームエンターテイメントショウ」開く深刻さ増す万引きを反映して防止システムも多数出展

映像・音楽・ゲーム・書籍産業を対象とした「第4回ホームエンターテイメントショウ」が10月9日~10日の2日間、東京ビッグサイトで開催された。エンターテイメント業界はブロードバンドや衛星放送などによるノン・パッケージが流通が伸びている一方、パッケージメディアもメディアコンテンツの原点として多くのユーザーに支持されている。
会場には、CD、DVD、DVDゲーム、レンタル用ビデオソフト、まんが喫茶&インターネットカフェ用コミック、各種陳列用什器などが多数出展されたが、書店、レコード店、ゲーム店などにおける万引きによる被害は深刻さを増しており、これを反映して、
●アイデックコントロールズ(磁気式万引防止システム、AVソフト用保護ケース)
●青木商事/治商(WEBカメラサーバー SNS-100、監視カメラセット)
●キャトルプラン(万引防止システム、DVD用セキュリティケース)
●クルツジャパン(偽造防止ホログラム)
●高千穂交易(アコーストマグネチック式万引き防止システム、ドアフレーム埋め込み型商品監視システム「デジタルループ」システム)
●ソフトサービス(ストアー機器及びセキュリティ商品、ネットカフェ什器、備品)
●チェックポイントシステムジャパン(電波式商品監視システム、セルフ・モニタリング・システム「クラリティAPV」、各種ソフト万引防止用ケース)
●ディプローデータサービス東京(指紋照合式タイムレコーダ勤怠管理システム)
●ハゴロモ(新型DVDセキュリティケース)
●万雄(小型監視カメラ)
●プレンティー大阪(デジタル防犯システム)
●ユニ電子工業(万引き防止システム、監視カメラシステム、クリアタグ付セキュリティケース、新型クリアパネルゲート、Webカメラ)などが出展され、関心を集めていた。
エンターテイメント業界の大きな悩みは万引きだが、今回のショウでは、万引きについてその防止と業界の社会的責務を考える「万引き防止フォーラム」も9日午後1時30分~4時まで開かれた。ホームエンターテイメント関連業界の代表が一堂に会して万引き防止対策の事例紹介や店員教育のあり方、万引き防止の有効な対策を徹底討論する業界初のフォーラムとなった。
まず、「万引きの実態について」と題し首藤祐司氏(警察庁生活安全局生活安全企画課都市防犯対策官)、「青少年の万引をどう捉えるか」と題し森田廣氏(社団法人 青少年育成国民会議育成運動部長)が講演、その後、加藤和裕氏(三洋堂書店社長)、宮崎正紀氏(新星堂社長)、遠藤結城氏(ゲオ社長)、坂本孝氏(ブックオフコーポレーション社長)がパネリスト、木元教子氏(評論家・ジャーナリスト)がモデレーターとなってパネルディスカッション「万引きをどう防止するか、その具体的対策」が行われた。
万引き防止フォーラムには、経済産業省、警察庁、青少年育成国民会議、日本レコード協会、日本映像ソフト協会、コンピュータエンターテインメント協会、有限責任中間法人日本出版インフラセンターなどが講演した。フォーラム終了後、万引き防止に関して関係団体の代表が記者会見を行い、社会にむけて緊急アピールを行った。


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