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住まい失った労働者に「さっぽろ駆け込み寺」、連合北海道 |
連合北海道(高柳薫会長)は14日、解雇や雇い止めで住居を失った労働者向けに本願寺札幌別院(札幌市中央区)に臨時宿舎「さっぽろ駆け込み寺」を開設した。
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初日は、本州で働いていた男性2人が訪れ、入居手続きを行った。苫小牧出身の男性(50)は昨年6月に派遣会社から解雇通知を受けた。「9月末からバスターミナルで寝泊まりし、寒さでとても厳しかった。住所がないと面接も受けられなかった。畳の上に座るだけでもうれしい」と話していた。
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寝泊まりする場所は29畳の広間で、布団付き。食事や入浴などは自分で手配する。定員は20人で最大60日間の滞在ができる。4月末まで開設する。
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