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千葉県市川市が市内に150台の監視カメラ

千葉県市川市は13日、市内の自治会単位で1ヶ所ずつ設置した監視カメラを市役所で一元管理できるネットワーク監視カメラシステムの運用を始めた。平成20年度は50台、21、22年度にも各50台を設置する。住宅街を含む市全域を150台でカバーするシステムの構築は全国初という。
監視カメラの必要性について市川市が市内228自治会を対象に昨秋行ったアンケートで、148自治会が設置を希望した。自治会側の要望をもとに設置場所を公園や交差点、児童施設の近くなどに決めたという。1台当たりの運用費は年約22万円。
市川市では「監視カメラの適正な設置及び利用に関する条例」が17年に施行され、今回のカメラもこの条例に沿って運用される。
設置された監視カメラはレンズが向く方向が一目で分かるようプライバシーにも配慮したほか、画像は24時間録画だが保存は7日間。大災害などの緊急時を除き、裁判所の許可がなければ市職員も原則として見ることはできないという。
13日に市役所で行われた始動式で、千葉光行市長らがスイッチを押すと、市役所近くの公園で遊ぶ千葉国体のマスコットキャラクター「チーバくん」の姿が映し出された。千葉市長は「監視カメラではなく、プライバシーに配慮して運営する」と強調した。


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