日本セキュアジェネレーション(東京都中央区、秋葉茂隆社長)は10日、セールスパートナーの日本電子計算(東京都中央区、小倉勝芳社長)が当社指紋認証システムとシトリックス社のサーバ・ベース・コンピューティングソフト「MetaFrame XP」のWebアクセス機能「Web Interface」とを連携するシステム「指(ゆび)おぷ」を開発し、日本電子計算および当社より販売を開始したと発表した。 |
シトリックス「Web Interface」は、サーバ・ベース・コンピューティングソフト「MetaFrame XP」によりサーバに集約したアプリケーションを、Webを通じて利用できるようにするためのツール。今回開発した「指おぷ」は、この「WebInterface」へのユーザのログイン認証に指紋認証を利用することで、不正アクセスのリスクを回避し、セキュリティを強化することが可能となる。 |
価格は1ユーザーあたり、ライセンスと指紋読取装置のセットで38,000円。 |
「指おぷ」では、段階的な指紋認証の導入が行えるよう4種類の認証手段が利用でき、指紋認証の導入をスムーズに行うことが可能となっている。認証手段は「IDとパスワード」、「IDとパスワード、または指紋」、「IDと指紋」、「指紋のみ」となっています。 |
1人あたりの指紋登録数は最大10指、登録人数は最大1,000人、指紋データは暗号化されサーバ内に一元管理される。また、Webベースの管理ツールを用意し、Webブラウザからのユーザ管理、各種設定を行うことが可能。通信はSSLを利用した暗号化通信が行われ、指紋認証と暗号化通信により、セキュアにMetaFrame XPアプリケーションにアクセスできるようになる。対応OSはサーバがWindows 2000Server SP3以降/Windows Server 2003 、クライアントがWindows 98SE/2000/XP。 |