15日、来年3月に米国で開催される野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)日本代表チーム「侍ジャパン」の1次候補として、米大リーグ・マリナーズのイチロー外野手やレッドソックスの松坂大輔投手ら34人が決まり発表された。内訳は投手16人、野手18人。
|
投手陣では、前回代表から松坂投手のほか、和田毅投手、杉内俊哉投手(ともにソフトバンク)らが候補入り。野手陣は前回組からの川崎宗則内野手(ソフトバンク)らが入った。
|
初選出組では、今夏の北京五輪代表組からダルビッシュ有投手(日本ハム)、涌井秀章投手(西武)、田中将大投手(楽天)、阿部慎之助捕手(巨人)らが選ばれた。大リーグからは城島健司捕手(マリナーズ)や岩村明憲内野手(レイズ)が選ばれた。辞退者が続出した中日からは1人も選ばれなかった。
|
当初、来年1月20日に発表の予定だったが、大幅に繰り上げられた。日本代表は2月15日に宮崎県でキャンプ入りし、25日に最終28人が確定する。
|
アジア地区予選は日本、韓国、台湾、中国が参加して3月5日から東京ドームで開催され、上位2チームが3月14日から米国のサンディエゴなどで開催される本戦に進出する。
|