千葉県警は27日、県内のセルフ式ガソリンスタンドを狙った現金の窃盗事件が今月20日前後の3日間に多発したとして業者らに注意を呼びかけた。
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県警捜査3課の調べでは、18、20、23日の深夜から早朝にかけ、千葉市や市原市、多古町など7市1町のセルフ式ＧＳ13ヶ所で給油代金精算機がバールなどで壊され、11ヶ所で精算機内の売上金が奪われた。被害の最高額は116万円で被害総額は約240万円にのぼる。4件の未遂事件も起きている。
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同課では窃盗、同未遂容疑で捜査しているが、複数のグループが犯行を繰り返している可能性もあるとみて警戒を強めている。ＧＳ事務所に店員がいるのも構わず犯行に及んだケースもあり、犯行時間はいずれも数分という。
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18日に千葉市などのＧＳの監視カメラに白い乗用車で乗り付けて犯行に及ぶ男2、3人が映っていたほか、20日に旭市のＧＳで白か灰色のワゴン車に乗った2人組の男、流山市のＧＳでは23日に白い乗用車に乗り目出し帽をかぶった男3人組の犯行の様子が監視カメラに記録されていた。
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