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京大・理学研究科に監視カメラ26台増設 ~相次ぐ盗難で全館出入り口などに~ |
京都大・理学研究科(京都市左京区)は25日、全館の出入り口などに監視カメラ計26台を新たに設置したと発表した。6月に同研究科の教授室からパソコンが盗まれるなど今年に入って盗難事件が相次いでおり、「犯罪被害の抑止力を高めるため」と説明している。
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同研究科によると、監視カメラは既設の4台に加え理学研究科の6つすべての建物の1階出入り口付近に設置し、撮影した映像は2週間分保存する。21日から運用を始めており、主に夜間や休日に稼働させる。10月の教授会で増設を決め、学生自治会と職員組合も承認した。
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今年1月以降、理学研究科ではパソコンの盗難や置き引き、金庫荒らしなどの盗難事件が計10件発生した。京大の研究科で、全館にわたって監視カメラを設置したのは初めてだという。
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