兵庫県警柏原署は8日、深夜営業をしているスーパーやコンビニを対象に防犯研修会を開いた。6日の深夜に氷上町で発生した強盗事件をきっかけに急きょ、企画されたもので、19店舗の経営者らが参加した。 |
丹波地域では昨年12月に春日町で、今年9月に篠山市で深夜のコンビニを狙った強盗事件が起きており、岸本康治署長は「危機感を持って防犯強化に取り組んでほしい」とあいさつした。 |
研修会では、6日の事件の概要を説明。「『いらっしゃいませ』の声掛けも、犯人にとってはプレッシャーになる」との話に参加者は深くうなずいた。その後、参加者はカラーボールを使った訓練に取り組み、「飛び散った塗料がつくだけで目立つ」とのアドバイスを受けていた。 |
参加者の1人は「ボールを当てるのは意外と難しい。強盗を想定した訓練も考えたい」と話した。 |