米誌CQプレスが24日発表した「全米犯罪都市ランキング08~09」によると、米国の人口7万5,000人以上の都市の中で犯罪発生率が最も高いのは南部ルイジアナ州ニューオーリンズだった。
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ニューオーリンズはジャズの故郷と知られているが、05年の超大型ハリケーン「カトリーナ」で大きな被害を受けた後、人口が急激に減少する一方で犯罪発生率は上昇、07年だけで209件の殺人事件を含め1万9,000件を超える犯罪が発生した。
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また、米国で33ある人口50万人以上の「大都市」の中で犯罪発生率が「最悪」だったのは自動車産業が不況に見舞われているミシガン州デトロイトだった。続いてメリーランド州ボルティモア、テネシー州メンフィス、首都ワシントン、ペンシルベニア州フィラデルフィアの順だった。
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一方、大都市の中で最も犯罪発生率が低いのはハワイ州ホノルル、続いてニューヨークだった。
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同ランキングは、一定の人口に対する殺人、強盗、強姦など6種類の犯罪発生率をCQプレスが計算して数値化している。
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