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 栃木県警が車水没事故で警視ら処分、110番受理対応怠る 栃木県警は21日、8月に軽乗用車が水没し女性(45)が死亡した事故で110番通報受理の際に適正な対応を怠ったとして地域部通信指令課長(56)＝警視＝と同課警部(48)を本部長訓戒処分、同課の警部補2人を所属長訓戒処分にした。 警部と警部補2人は女性らから110番通報を受理。警視は監督責任があったとした。事故は8月16日に発生した。女性の車が豪雨によって冠水した道路に水没し、女性や目撃者から110番通報や119番通報が複数回あったが、県警と鹿沼市消防本部は別の現場と混同するなどし出動しなかった。 鹿沼市は10月、通報があったのに現場に駆け付けなかったことなどを理由に市消防本部の男性職員らを戒告処分などにした。