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東海4県を統括する郵便局会社東海支社では、昨年から浜松市で相次いでいた連続郵便局強盗事件を受け年末にも同市の89局の屋外に監視カメラを設置する。従来の設置場所はどこも局内のみだった。このため周辺の路上を監視したり、万一の際に逃走車両を録画して早期逮捕につなげたりすることができなかった。
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苦い経験を教訓に集中投資し、被害抑止を図る。設置予算は約3,000万円で、対象は浜松市の107郵便局のうちの89局。出入り口付近及び周囲を監視する。
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同市内では昨年9月から今年8月にかけ6件の強盗事件があり、総額約1,500万円の被害を受けたが、屋外に監視カメラがなかったため、逃走経路や犯行車両の特定に長い時間を要した。
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銀行など他の金融機関の場合、外部や駐車場にも監視カメラを設置するのが一般的だが、郵便局は局数の多さから設置が進んでいない。同支社は「ほかの地域については、必要に応じて検討する」としている。
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