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今年上半期の旅券変偽造が42%増に倍

法務省入国管理局が8日までにまとめた今年上半期(1~6月)における全国の空港や港湾施設で発見した偽造や変造された旅券、査証などは、対前年同期比42%増の1739件に上った。うち偽変造旅券は853件で、所持していた外国人を国籍別でみると、中国が423件と約半数を占め、次いでイラン81件、タイ77件、フィリピン65件の順となっている。イラン以下各国が対前年同期比で減少かほぼ横ばいだったのに対し、250件も増えた中国が全体を押し上げた。
外国人の今年上半期の出入国者数は新型肺炎(SARS)の影響などで、前年同期の約555万人から約498万人に減少した。法務省は「出入国した外国人の減少が逆に、手間暇かけた審査を生み、発見件数の増加につながった」としている。
発見された偽変造旅券は、名義人の写真のはり替えや、身分事項の差し替えが主で、デジタル化された名義人の写真と身分事項が載ったページそのものを差し替える手法が増加しているという。


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