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警察庁は2日、来年から始まる裁判員制度に備えて9月から警視庁や大阪府警など5都府県警で試行している取り調べの一部録音・録画が1ヶ月間で計12件行われたと発表した。
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実施されたのは、神奈川県警4件、警視庁3件、埼玉、千葉県警各2件、大阪府警1件。罪種は殺人3件、強盗傷害3件、強姦傷害2件など。1回の録音・録画時間は10分以上15分未満が4件、15分以上20分未満が7件、20分以上30分未満が1件だった。
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捜査員が供述調書の内容を読み聞かせ、容疑者に調書への署名をもとめている状況を中心に録音・録画したが、事前に録音・録画することを容疑者に告げて断られたケースはなく、容疑者が反省の言葉を述べたり、調書の訂正を申し出たりする場面も記録された。
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