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 文化シヤッターの防火シャッター不具合1万基超、公表せず 国土交通省は22日、文化シヤッター（東京都文京区）が01年以降に販売し、学校や病院などに使われている防火シャッター約1万1,700基に不具合があり、火災時にシャッターが下りなかったり、途中で止まったりする恐れがあると発表した。 同社は点検で04年5月、最初に不具合を確認したが、公表や同省への報告をせず、個別に無償改修していた。実際の火災時にシャッターが下りなかったケースは今のところ、報告されていないという。国交省は、同社に早急な改修と結果の報告を指示した。 同社広報室は、「今となっては公表すべきだったと反省している。態勢を整え、早急に改修を進めたい」としている。改修が完了したのは、まだ一部という。