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財務省が21日発表した7月の貿易統計速報(通関ベース)によると、中国向けの輸出額は前年同月比16.8%増の1兆2,864億円、米国向けの輸出額は11.5%減の1兆2,763億円となった。
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中国向けが米国向けを戦後初めて上回り、中国が日本にとって最大の輸出相手国となった。
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全体の貿易黒字は86.6%減の911億円。原材料高の影響で輸入が大幅に膨らみ、5ヶ月連続で黒字が縮小した。
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7月の輸出総額は8.1%増の7兆6,321億円。6月の1.8%減から2ヶ月ぶりの増加に転じた。中国向けの伸びが全体を押し上げており、日本で精製した軽油などの鉱物性燃料、半導体などの電子部品が好調だった。
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