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米国ロサンゼルスが肥満防止でファストフード出店禁止へ

肥満防止のためにファストフード店の新規出店を1年間禁止する条例案がロサンゼルス市議会で可決された。同様の措置を求める動きは他都市にも波及しつつある。レストラン業界団体は「ファストフード店だけが肥満の原因ではない」と条例化を阻止する構え。
ロサンゼルス市議会で可決された条例案は、低所得者が多い南ロサンゼルス地区で住民の肥満が目立つことを受け、同地区へのファストフード店の新規出店を1年間禁止するというもの。市議会では先月末に全会一致で可決され、現在市長の署名待ちとなっている。
特定の形態の飲食店を禁止する条例は全米でも初めてという。ロス市当局の調査によると、南ロサンゼルス地区の成人の肥満者率は30%、同地区の飲食店に占めるファストフード店の割合は73%と、いずれも市内の平均を大きく上回っている。
同様のファストフード店出店禁止条例案はカリフォルニア州のサンノゼ市議会でも提案されていて、他都市にも広がりつつある。これに対し、全米レストラン協会は「肥満の原因は複合的で、ファストフード店だけが標的にされるのは不公平」と反発している。


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