警察庁は29日、未解決事件の解決につながる有力情報に懸賞金を支払う「公費懸賞金制度」の対象に、東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」で95年7月にアルバイトの女子高校生ら3人が射殺された事件など5件(新規3件、継続2件)を選定した。期間は1年間で、有力情報の提供者には最高300万円が支払われる。
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新たに対象となるのは、08年1月に千葉県市原市で不動産会社社長の男性(当時78)が刺殺された事件、07年10月に兵庫県加古川市で当時小学2年生の女児(同7)が殺害された事件、08年3月に山口県下関市で自営業の男性(同52)が殺害された事件。
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継続されるのは、95年に東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」でパート従業員の女性(同47)と女子高生2人がけん銃で殺害された強盗殺人事件と、05年に栃木県今市市(現日光市)で当時小学1年生の女児(同7)が行方不明になり茨城県常陸大宮市の山林で遺体で発見された殺人死体遺棄事件。
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