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キューバ革命記念日にラウル議長が耐乏生活への準備呼びかけ |
キューバのラウル・カストロ国家評議会議長(77)は革命記念日にあたる26日、同国東部サンティアゴ・デクーバで演説、「我々は世界的危機の中で生きていると肝に銘じなくてはならない」と指摘し、食料不足や石油価格の高騰による耐乏生活を覚悟し、準備するよう国民に呼びかけた。
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ラウル議長は、革命の火ぶたを切ったモンカダ兵営襲撃の跡地で約1万人の聴衆を前に、同記念日の演説を初めて行った。議長は、「革命は、世界危機の影響を最小限にとどめるために続けられる。だが、危機に十分に対応するには窮状について説明しなくてはならない」と語りかけ、慢性的な物不足にあえぐ国民に理解を求めた。
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