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 鯨肉横領容疑でGPが告発の12人を不起訴処分、東京地検 東京地検は20日、調査目的で捕獲した鯨の肉を自宅に送ったとして業務上横領容疑で刑事告発された調査捕鯨船の乗組員12人について、「嫌疑がない」として不起訴処分とした。環境保護団体「グリーンピース・ジャパン(GP)」(東京・新宿)が5月に刑事告発していた。 告発状によると、南極海で調査捕鯨をしていた母船「日新丸」の乗組員12人は今年4月、東京に帰港した後、鯨肉を段ボール箱計47箱に詰めて自宅に発送していたとされていた。東京地検は「業務上横領にはあたらない」と判断した。 グリーンピース・ジャパンのメンバー2人は、調査捕鯨船の乗組員が自宅に送った荷物を無断で持ち出したとして、青森県警などに20日午前、窃盗容疑などで逮捕された。