Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

埼玉県警が系列越えた「コンビニ防犯連絡網」

埼玉県警は、多発するコンビニ強盗事件を防止するため県内の13フランチャイズチェーンの2,154店舗と協力し、「コンビニエンスストア防犯連絡会」を19日に立ち上げる。“コンビニ版防犯連絡網”で事件などの情報伝達をスムーズにし、防犯効果を高めるのが狙い。県警によると、フランチャイズの垣根を越えたコンビニ間の防犯連絡網は全国初だという。
全国のコンビニや深夜スーパーで昨年発生した強盗事件は457件。うち県内は47件と全国的に多く、今年もすでに28件(11日現在)と増加傾向にある。
これまでは事件が起きても、近隣の店舗が別系列だった場合、店舗間での情報伝達が困難な場合が多かったが、今後は「連携を緊密にすることで、警察署の機能も高まる。全国に広めたい」と県警では話している。

同連絡会は、県内39警察署の管轄地域ごとにコンビニの地域マネジャーらを防犯リーダーに指名し、事件があると防犯リーダーを通しFAXやメールで地域内の店舗に情報を送ることにしている。新手口の犯罪などの情報伝達もスムーズになり、コンビニのATM(現金自動預払機)を使った還付金詐欺や振り込め詐欺犯の引き出し防止にも期待できるとしている。


footer