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公費乗車の深夜タクシーから383人が金品受け取る、財務省 |
財務省は5日、国税庁を含む本省の全職員2,681人を対象とした深夜タクシー利用に関する実態調査の中間報告を発表した。それによると、公費で乗車した際、運転手から現金や金券、ビールなどの金品を受け取っていた職員は383人に上ることが判明した。5年間で200万円相当の金品提供を受けていた主計局の係長級職員もいた。
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同省幹部は、「職務の公正性に対する疑念をもたらしかねない行為で、国民におわびする」と陳謝し、関係職員には金品を返還させるとともに、国家公務員倫理法違反の可能性があるとして、監督責任を含めて処分を検討するという。
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同省は、長妻昭衆院議員(民主)の要求を受け今週から聞き取り調査を実施。今後もタクシー会社からの聞き取りを含めた実態解明を進める方針で、人数はさらに膨らむ可能性が強い。
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