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ドラッグストアで大量万引きが増加、広島県内

広島県警が5月31日までに調べたところによると、広島県内で外国人窃盗グループによるとみられるドラッグストアを狙った大量万引きが今年に入って集中的に発生し、4月末で被害額が昨年同期の約4倍にあたる1,000万円を超えていたことが分かった。
同県警によると、県内のドラッグストアで発生した大量万引きの件数は4月末で30件と昨年同期比で9件増。総被害額は約4倍の1,055万円にのぼり、1回の被害額も50万円以上が4件、100万円以上が2件と大型化している。監視カメラの録画映像の解析などから、ほぼ外国人グループの犯行とみている。
特定のメーカーや商品に被害が集中し、棚の商品がごっそりなくなるケースが目立つ。あるドラッグストアの関係者は「ここ1年で大胆になった。1回の被害は何万から何10万単位に増えた」と危機感をあらわにしている。
万引き被害の拡大を食い止めるため、県内に店舗を持つドラッグストアの防犯担当者らは、このほど県警で捜査員を交え防犯会議を開いたが、被害に遭った店舗が近隣の店舗に情報を知らせ、店員が重点警戒する取り組みも開始した。連絡を受けた店員が不審なグループに張り付き、犯行を断念させたとみられるケースもあるという。


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