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基準4万倍のメタミドホス 兵庫のギョーザ中毒事件で検出 |
兵庫県警捜査1課は29日、中国製冷凍ギョーザ中毒事件で被害に遭った兵庫県高砂市の家族が食べたギョーザのトレーに残っていた具から、ニラの残留農薬基準の約4万4,000倍に当たる高濃度の有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出したと発表した。県警は「残留農薬の可能性はほとんどなく意図的に混入された疑いが強い」とみている。
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トレーの端に付着した具の残り約0.95グラムを鑑定したところ、1グラム当たり約13.2ミリグラム(約13,200PPM、PPMは100万分の1)のメタミドホスを検出した。国が定めているニラの残留農薬基準は0.3PPM。
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