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キヤノンが本格的に映像監視装置分野に参入へ

キヤノンは、低照度でも鮮明な画像を得られる監視カメラ「キヤノン コミュニケーションカメラ VC-C50i/C50iR」※1 を11月下旬から、また、ネットワークを経由することで監視映像の遠隔録画を可能にするソフトウェア「キヤノン ネットワークビデオレコーダ VK-64 v1.0」を12月中旬からそれぞれ市場に投入することで、防犯対策などで社会的要請の高まっている映像監視装置分野に本格的に参入する。
近年、映像監視装置への社会的関心が高まっている。一方、ネットワークカメラの市場も年々拡大傾向にあり、高度化したネットワークカメラを、これまでの映像配信やモニタリング用途に加えて、既存の監視カメラに代わる、より簡単で高度なシステムとして使用したいという要望が増えている。
こうした中、キヤノンは超望遠、低照度対応、設置場所を選ばない高い汎用性を持つコミュニケーションカメラと、遠隔地からの映像モニタリング/録画を可能にすることで、カメラの増設や設置場所の変更などに柔軟に対応し、多くのカメラからの映像を集中的に録画、管理できるネットワークビデオレコーダを発売することで、映像監視装置分野に本格的に参入することにしたもの。
映像監視装置分野に本格的に参入するための新製品は次のとおり。
○キヤノン コミュニケーションカメラ VC-C50i/C50iR ‥‥価格(税別) 14万8,000円 (発売日:2003年11月下旬)
○キヤノン ネットワークビデオレコーダ VK-64 v1.0 ‥‥価格(税別) 30万円(発売日:2003年12月中旬)
○キヤノン ネットワークビデオレコーダ VK-64 v1.0ビューワライセンス※ ‥‥価格(税別) 10万円 (発売日:2003年12月中旬)
※ネットワークビデオレコーダ VK-64 v1.0のビューワクライアント追加商品。
新製品「VC-C50i/C50iR」は、すでに市場で好評を博しているキヤノン製コミュニケーションカメラ 「VC-C4」 のデザインコンセプト、高速動作などを継承するとともに、高感度撮像素子を採用することで、補助光なしでも最低照度1ルクス、ナイトモードでは撮影レンズ横に装備された赤外光照明を併用することで0ルクスでの撮影を実現した製品。
これにより、監視カメラに求められる夜間の撮影に威力を発揮する。さらに同クラスのパン・チルト・ズームカメラとしては最高水準の26倍光学ズームレンズを搭載しており、12倍電子ズームや幅広いパン・チルトレンジとあいまって、広範囲での撮影が可能である。
新製品「VK-64 v1.0」は、キヤノン製ネットワークカメラサーバ 「VB150」 やコミュニケーションカメラ 「VB-C10」 などからの映像をIP (インターネットプロトコル) ネットワーク経由で録画することができるもの。
監視映像をカメラの設置場所から離れたところで録画できるため、万が一、カメラ設置場所が火災などにあっても、録画データの消失を防ぐことができる。また、IPネットワークを使用しているので、カメラと録画装置をビデオケーブルで接続する従来の監視システムとは異なり、カメラの新規設置や設置場所の変更に柔軟に対応することが可能である。
さらに、最大で64台のカメラ映像を同時に録画でき、1つのビューワで複数の録画サーバに接続することができるため、例えば3台の録画サーバに接続すれば、192台のカメラ映像を一元的に管理することが可能である。
また、カメラ1台を接続した場合で最大30fps、64台をフルに接続した場合でも最大18fpsの録画フレームレートを実現し、大規模な監視システムの構築にも十分対応することが可能である。


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