イギリスの経済誌エコノミストが運営する国際競争力についての分析機関「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット（EIU）」が20日、経済平和研究所と共同でウェブサイトに発表した「世界平和指数（GPI）」によると、日本は昨年同様、主要8ヶ国（Ｇ8）で最高の5位にランクされた。
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1位はアイスランド、2位はデンマーク、3位はノルウェーで、上位20ヶ国のうち16ヶ国が欧州勢だった。最下位は2年連続でイラク。北京五輪を開く中国は、国防費の急増に加え、チベットにおける政情不安などが響いて7位下げて67位となった。
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同指数は、武器売買の実態や近隣諸国との関係、国内の犯罪状況など24項目を考慮し、平和実現の程度を数値化したもので、今年で2回目。日本は、防衛費の対国内総生産（ＧＤＰ）比や犯罪率が他国より低い点が評価された。Ｇ8では、米国は97位（昨年96位）、ロシアは131位（同118位）、英国は昨年同様、49位だった。
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