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 国会議事堂で腹刺した自衛官を建造物侵入などで逮捕 ～「福田総理に告ぐ」と題する抗議文をＵＳＢメモリーに残す～ 警視庁公安部は13日、東京・永田町の国会議事堂敷地に男が侵入し刃物で腹を刺した事件で埼玉県朝霞市の自衛隊体育学校所属の自衛官の男(20)を建造物侵入と銃刀法違反の疑いで逮捕した。 調べでは、男は8日午後9時30分頃、国会議事堂北側の鉄さくを乗り越えて敷地内に侵入し、その際、短刀を持っていた疑い。中央棟正面玄関前の階段踊り場で短刀で腹を刺し、警察官が建造物侵入容疑で現行犯逮捕したが、入院のためいったん釈放していた。 男は、地下鉄国会議事堂前駅のコインロッカーに「福田総理に告ぐ」と題する抗議文を記録したＵＳＢメモリーを入れていた。政治や外交、若者に対する不満をつづっているという。