「こどもの日」にあわせて総務省が4日に発表した推計人口(4月1日現在)によると、日本の子供の数(15歳未満)は昨年より13万人減って1,725万人となり、27年連続の減少となり過去最低を更新した。
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総人口(1億2,773万人)に占める割合も13.5%と34年連続で低下し、少子化がさらに進んでいる実態を改めて浮き彫りにした。
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男女別では、男性884万人、女性841万人。年齢層が下がるほど少なく、中学生(12~14歳)は359万人、小学生高学年(9~11歳)358万人、小学生低学年(6~8歳)351万人、3~5歳332万人、0~2歳が324万人だった。
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都道府県別(07年10月1日現在)の割合では、沖縄県が18.1%で最も高く、滋賀県15.2%、愛知県14.7%と続く。最低は東京都の11.7%だった。ただ、前年比では、東京都のみ増えた。このほか、都市圏を含む京都、大阪両府、神奈川、福岡両県が横ばいで、残る42道県は減少した。
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推計人口は国勢調査の結果などをもとに算出する。
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