高千穂交易では、4月1日からEAS(万引き防止装置)を媒体にした広告事業「EAS広告」を始めた。店舗の出入り口に設置した防犯ゲートの側面を広告掲載スペースとして利用するもので、11年までに100店舗での利用を目指すとしている。
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EASは、万引き防止装置とかゲートとか言われているもので万引きの防止などに利用され、商品に取り付けたタグと防犯ゲートで構成されている。「EAS広告」は、ゲートの側面に広告枠として発光ダイオード(LED)付きのパネルを装着して、天地1,050ミリ、左右295ミリの広告が出せる。
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EASのゲートは店舗の出入り口に設置するため、来店客の目に留まりやすく広告効果が高いとみられ、小売店は広告収入が期待できるほか商品の販売促進にもなると期待されている。広告主は小売店の業態や顧客層に合わせ、ターゲットを絞った広告展開が可能になる。
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同社では、システムの納入先や広告代理店に新事業を案内していき、システムに付加価値がつくことで新規需要の開拓にも結びつけるという。
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