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百十四銀行(香川県高松市亀井町)では、今月から銀行強盗などの非常事態に監視カメラが撮影した不審者の映像を香川県警へ送信するシステムの運用を開始した。08年度中に県内の全83店、09年度中に県外の全35店へ導入する。
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このシステムは、支店の行員が非常通報ボタンを押すと、店内の監視カメラの映像が県警本部通信指令室に即時に送信される仕組み。県警は犯人の人数、特徴、凶器などをすぐに把握し、画像をパトカーにも転送できるため、事件への対応が迅速になる利点がある。百十四銀は犯罪の抑止効果が期待できる。
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19日には東支店(高松市松島町3)でけん銃を持った強盗が押し入る想定の訓練を実施したが、通信指令室の大型スクリーンには監視カメラ4台の映像が静止画でこま送り再生され、黒い帽子や黒い上着、眼鏡など犯人の特徴がはっきり映し出された。
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