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32年連続ワースト1の「ひったくり」
~大阪、15年ぶり5千件下回ったが~

大阪府警が17日明らかにした犯罪統計(暫定値)によると、大阪府内で昨年発生したひったくりの件数は4,647件で、15年ぶりに5,000件を下回った。しかし、全国では32年連続ワースト1で、群を抜いている。府警街頭犯罪・侵入犯罪対策本部は、「摘発と防犯活動の両面に取り組み、さらに減らしたい」としている。
昨年1年間のひったくり件数は、前年比で664件(12.5%)の減少。大阪に次いで多かった東京都は2,840件で、約1.6倍の開きがあるものの、ピークだった平成12年の1万973件に比べて6割近く減少した。
府警によると、約100件を自供した少年グループを昨年3~5月に摘発するなど、対策の柱の一つとしていた「常習犯の検挙」が件数減少に結びついたという。
ひったくりを含む街頭犯罪8手口の発生件数も11万4,432件と、昨年より1万678件(8.5%)減少した。しかし、東京都に次いで多かった自転車盗(4万2,443件)を除き車上狙い(2万5,772件)、オートバイ盗(1万2,809件)、路上強盗(302件)など7つの手口で全国最多となった。また全刑法犯は21万6,304件で、前年比1万6,147件(6.9%)の減少だった。


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